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補助金申請の適正価格

これは妥当な価格なのか?

補助金の申請に関わる費用って、全国的にどれくらいが相場なのか気になったことはありませんか?
私の肌感覚では、多くが 着手金+成功報酬型。着手金は15万円〜50万円、成功報酬は交付決定額(補助金支給額)の10〜25%ほど。
大阪や東京の都市部になるとさらに高額で、関西の滋賀にいる私からすると「え?そんなに取るんですか?」と驚く金額設定もあります。
実際、着手金30万円以上だと「かなりやっとるな!」と思わず笑ってしまうレベル。
成功報酬15%以上はジミーちゃん並にヤってます(笑)。それを依頼してるならナダルくらいは『イっちゃってる!』

補助金サポートは大変ではある

補助金のヒアリング、資料作成、申請…。一つひとつが本当に責任重大で、ストレスもかかります。
頭をフル回転させ、制度を調べ、数字を組み立て、論理的に文章を構成する。まさに 脳の使用率がアインシュタイン級になる瞬間 です。

だからこそ、補助金サポートの価格が決して安くないのは当然。
「安すぎる」方がむしろ怖いくらいです。
ところが問題はその後。申請後のフォロー体制がほぼないという現実。
「お金を払ったのに、採択後は知らん顔」
「交付申請や実績報告で困っても、追加費用を払わないとサポートしない」

そんな経験、ありませんか?

多くの人が行きつく「補助金の救急外来」

僕のところには、そうやって困り果てた人たちがよく相談に来られます。
例えるなら、もうボロボロになって駆け込む補助金の救急外来(笑)
だから私は「Dr.補助金」と名乗っているのですが。
「先生ありがとうございました、すっかり病状が回復しました!」
と感謝され、大金をボン!と置いていかれる…これが理想(笑)

でも実際の業界はどうでしょう。
「歯の手術は成功したけど、なんで他の歯まで全部抜いてるんや!」
そんなヤブ医者みたいな業者がゴロゴロいます。
彼らが考えているのは依頼者の成功ではなく、「自分たちの利益」だけ。

テレアポでかかってくる補助金営業の正体

皆さんのところにも「補助金を活用して〜」といった電話やメールが来たことがあるはず。
あれ、正直に言います。信用しちゃダメです。
なぜなら、あれはただの 営業代行のテレアポ。
数を撃って当たったらラッキーという方法で、反応が良ければしつこく迫ってきます。
その後は担当者につなぐだけ。そこに愛も誠意もありません。
あるのは「金づるにしたい」という思惑だけ。

Dr.補助金のスタンスと料金

ちなみに新規で受ける場合、基本は交付申請までしっかりサポートします。
補助金の種類によっても変わりますが、着手金は0〜30万円。
成功報酬は“約1ダース”程度(ここはご想像にお任せします 笑)。

ただ正直、新規案件を多く受けるのは限界があります。
補助金申請は気力も体力も削られる。
仙豆で回復して戦闘力が限界突破した悟空のように乗り越えてますが、毎回クタクタです。

依頼したけど…

現実には、申請後のフォローが全くないケースが多いんです。
「手術は成功しました!おめでとうございます!」って言われて退院したのに、家に帰ったらまだ熱が39度あるみたいな(笑)。
そんな状態で放置されたら、そりゃ誰でも不安になりますよね。しかも補助金業界には「患者さんの気持ち」よりも「成功報酬」というカルテしか見ていない人たちが少なくありません。
歯の痛みで歯医者に行ったら、「ついでに全部抜いときました!」ってケース。
…いや、健康な歯もっかい差し直せ!

採択の先

不採択の連続で症状が悪化した人たちがたくさん増える。
一生懸命やって不採択はしょうがないです。でもマシンガンのように数を乱射したら採択の精度は当然下がりますし、的には当たりません。
残念ですが「不採択」が続くと体より心が病むんです。気力0%!仕事に悪影響です。相談しやすい雰囲気を作り、ただ申請を通すだけでなく、お客様の事業がうまくいくことまで考える。それがドクター補助金です。
だって、本来の目的は「採択されること」じゃなくて、「事業が成長すること」ですから。

これ、ホジョハラ?

「採択=入金」の大間違い

補助金って仕組みが特殊なんです。
よくある勘違いが「採択されたらすぐお金が振り込まれるんでしょ?」というやつ。残念!これは夏に暖房つけるくらいの大間違いです。
実際の流れは、
申請 → 採択 → 交付申請 → 交付決定 → 融資や自己資金で経費支払い → 事業開始 → 実績報告 → 確定 → 補助金支給。
この一連の流れを知らないまま「やったー採択!」と喜んでいる経営者を、何度も見てきました。
そして後から「え、まだお金入らないの?」と絶望する。補助金はそんな甘い話じゃありません。

 

デジャヴあるある

経営者あるあるで「うちのスタッフは優秀だから補助金も任せる」というのがあります。
でも実際にスタッフに振ってみると・・・。
「えっ、聞いてないです。パソコンは使えますけど補助金は無理です!」
と返される。もうこのシーンは何度も見たデジャヴ。
パソコンができる=補助金申請ができる。
頭がいい=補助金申請ができる。
士業の知り合いがいる=補助金申請ができる。
これ、ぜ~んぶ冬に冷房レベルの勘違いです。野球選手にいきなりサッカーやらせるようなもんです。
下手したらパワハラならぬ ホジョハラ(補助金ハラスメント)。冗談みたいですが、本当に現場で起きてるんです。

 

補助金は「天竺」への旅

補助金の申請と報告は4段階あります。
1.最初の申請
2.採択後の交付申請
3.実績報告(完了報告)
4.翌年からの事後報告
ここにさらに、事業計画書の作成や証憑資料の収集、そして最大の難関「電子申請(通称:天竺)」が加わります。
これはまさに三蔵法師の天竺への旅。猿と河童と豚だけでは無理で、三蔵法師(専門家)の力が必須です。
しかも補助金ごとに「天竺」だったり「蛇の道」だったり「カリン塔」だったりする。つまり、補助金は単なる旅じゃなく、ラスボス戦級の冒険なんです。

 

「補助金やってます」は禁句

補助金に採択されたらつい嬉しくて言いたくなる。「うち補助金出てるんです!」と。
でもこれ、業者に言った瞬間に寄ってくるのは悪代官顔の見積業者たち。「しめしめ、儲けさせてもらおうか」とニヤリと寄ってきます。
せっかく頑張って採択されたのに、業者が水増し見積りで利益を吸い取る。これも現場でよく見る悲しい話。
だから業者に対しては「補助金」という言葉は禁句。ここはグッと我慢して口にチャック(死語)

 

どこまでぇ~

経営者って基本忙しいんです。だいたいゴルフと飲みで(笑)
そんな中で補助金の計画書を自分で作るのは正直おすすめしません。
補助金の知識ゼロで挑むのは、補習なしで超進学校を受験するようなもの。不合格なら時間もお金も水の泡。合格しても授業についていけない状態。
じゃあコンサルに頼めばいいか?というと、ここにも落とし穴があります。
「資料作成まではやりますけど、申請はご自身で」とか「交付申請や実績報告は範囲外です」とか。
いやいや、そこ大事なとこやん!と突っ込みたくなります。だから外注するなら、料金の妥当性やどこまでやってくれるのかを必ず確認すること。

 

ドクター補助金の強み

僕がやっている「ドクター補助金」では、まず 無料診断 を用意しています。
事業計画書を見て、「このままじゃ不採択になる」「ここを直せば採択率が上がる」というのをズバッと指摘。
さらに強みは 加点申請の対応。
「賃上げ」「女性活躍推進」「健康優良企業」「地域貢献」など、国が推奨している加点を押さえると採択率が一気に上がります。
実際に、加点なしでの採択率は30%前後なのに、加点を積み重ねれば70%以上に跳ね上がる。だからこそ「加点をどれだけ盛れるか」が勝負なんです。

 

餅は餅屋

補助金は「採択されたら終わり」ではなく、「採択されてからが本番」。
そして計画書作成・交付申請・実績報告・事後報告…全部やるのは本当に大変です。経営者が独学で挑むのは、冬に冷房つけるくらい意味がない。
だからこそ、餅は餅屋。補助金は補助金屋。
補助金に挑戦するなら、まずは ドクター補助金の無料診断 を使ってください。
採択率を上げるための加点申請までサポートするので、経営者は安心して本業に集中できます。

 

2025 おすすめ補助金まとめ

「どの補助金を狙うべきですか?」
経営者から必ず聞かれる質問です。

世の中にはいろんな補助金がありますが、正直カタカナばかりでややこしい。
SNSで「申請するだけ誰でももらえる!」「最大額はに5000万円!」なんて信じてません?(笑)

大事なのは、自分の業種と目的に合った補助金を選ぶこと。
今回は「まとめてほしい」というリクエストにお応えして、2025年に押さえておきたい主要な補助金を整理しました。難しいことは抜きにして、最大額・補助率・条件・おすすめ業種をザックリ解説します。

 

■小規模事業者持続化補助金(一般枠・賃金引上げ枠・創業枠)

最大額:50万円(賃金引上げ枠・創業枠は200万円まで)

補助率:2/3

対象者:小規模事業者(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業・建設業は20人以下)

条 件:(一例)賃金引上げ枠 → 従業員の給与を引き上げる取り組み
条 件:(一例)創業枠 → 新しく事業を立ち上げる、または新分野に挑戦する

おすすめ業種・活用例
・飲食店が「コロッケECサイト」を立ち上げ、ECサイト構築費・フライヤー・冷凍設備・広告費に活用。
・美容室が新メニュー導入のためにチラシやSNS広告を制作。
☆キーワードは「販路開拓」。小規模事業者にとって、一番使いやすい入門編の補助金です。

 

■ものづくり補助金(一般枠ほか)

最大額:1,250万円(枠によって変動)

補助率:1/2〜2/3

対象者:中小企業(製造業を中心に、革新的な製品・サービス開発や生産プロセス改善に挑戦する事業者)

条 件:(一例)新しい製品やサービスの開発・生産プロセスの効率化・高度化

おすすめ業種・活用例
・製造業が新しい加工機械を導入して高付加価値製品を開発。
・建設業が最新の測量機材を導入し、工事効率をアップ。
☆国の狙いは「技術革新でGDPを押し上げろ!」。その思惑にハマると採択率は一気に上がります。

 

■省力化投資補助金

最大額:1,500万円

補助率:1/2

対象者:中小企業・小規模事業者(特に人手不足が深刻な業種)

条 件:(一例)省力化に直結する機械やシステムの導入・生産性向上や労働負担軽減が見込めること

おすすめ業種・活用例
・建設業がチルトローテーターを導入し、掘削から整地までを効率化。工期短縮とコスト削減に直結。
・運送業が自動積み下ろし機を導入して作業時間を大幅短縮。
☆国の本音は「人が足りない?じゃあ機械でカバーしろ」。まさに働き方改革の現場版です。

 

■新事業進出補助金

最大額:1億円

補助率:1/2

対象者:新分野展開や業態転換をする中小企業

条 件:(一例)既存事業と異なる分野への挑戦・地域経済の活性化につながること

おすすめ業種・活用例
・老舗旅館が新しくカフェ事業を始め、観光客の滞在時間を延ばす。
・製造業が培った技術を活かし、医療機器分野に新規参入。
☆国は「地方の中小企業にもっと元気を出してほしい」と本気で考えています。挑戦するなら今がチャンス。

 

■中小企業成長加速化補助金

最大額:5億円

補助率:1/2(案件による)

対象者:中小企業・中堅企業(全国的に大きな成長が期待される事業)

条 件:(一例)大規模な新市場開拓や成長戦略・海外展開や全国規模の産業振興に寄与すること

おすすめ業種・活用例
・スタートアップが新しいエネルギー事業に挑戦し、全国展開を目指す。
・地方メーカーが世界市場向けに革新的な製品を開発。
☆「100億円」なんて見ると現実味が薄いですが、国は本気で“次のユニコーン企業”をつくろうとしている。

 

補助金を活用して走り切るのはあなた

結局のところ、補助金はどれも「あなた次第」
どれだけ補助されてもうまく事業化していくことが必要です。
ロケットスタートを決めれるわけですから最後まで走り切らないと意味がありません。
補助金はあなたの事業を助けてくれるもの。決して儲かるわけではありません。

「自分の業種に合う補助金はどれ?」
「この計画で採択されるのか不安…」
そんな方に向けて、ドクター補助金では無料診断を実施中です。
事業計画書をチェックし、採択率を上げるための改善ポイントをズバッとお伝えします。
さらに、採択率を大きく左右する 加点申請(賃上げ・女性活躍推進・健康優良企業など)にも対応。
滋賀・大阪・東京など全国から相談いただいており、「不採択で疲れた」「書き直しで悩んでいる」経営者をサポートしています。

補助金はチャンスです。正しく使えば、あなたの事業の未来を変える武器になります。
まずはお気軽に 無料診断 をご利用ください。

SNSに騙されるな!

SNSは楽しい。でも補助金ネタは怪しさ満点

僕はSNSが大好きです。暇さえあればTikTokやInstagramを開いてしまう。
滋賀県でジュニアバドミントンチームの監督をやっているので、流れてくるのはバドミントン動画ばかり。これがまた面白いんです。
ただ、もうひとつよく流れてくるのが「補助金」の情報。これがまた多い。TVerのうっとおしいCM並みに何度も流れてくるんです(笑)
でもね、見ていて思うんです。「それ、本当に調べて言ってる?」とか「どこかで聞いた間違った情報をそのまま拡散してない?」とか。
CMならJARO案件(日本広告審査機構)です。補助金動画の半分くらいは、数字目的で盛っている。
保険のおばちゃんと同じで「いいところ」だけを強調して、都合の悪い部分はスルー。まるで「補助金=もらえるお金」と錯覚させるんです。

簡単にもらえるという勘違い

補助金の間違った情報を信じる人って、意外と多いんです。SNSでバズっているから正しいだろうと信じてしまう。
でも実態は、「トイレで用を足した後にペーパーがなかった」くらいの緊急事態。笑うに笑えないんですよ。
テレビって印象操作が得意ですよね。
「借金=悪」「貯金=善」「投資=ギャンブル」。
こんな刷り込みを何十年もかけてやってきました。
SNSでも「誰でも簡単にもらえる」「最大3000万円!」なんて言葉が飛び交っています。
でも、それもまた印象操作。

実際は申請書づくりは大変だし、半分以上は不採択。
「簡単にもらえる制度」なんて幻想を信じていると、痛い目を見るんです。

インプット人間VSアウトプット人間

僕はよく言います。「インプットは誰でもできる。でもアウトプットする人は少ない。失敗してもアウトプットできる人は本当にすごい」。カッコいいこと言いました、僕?(笑)
でも現場で本当に役立つのは、机上の知識じゃなくて経験値。SNSで知識を仕入れた“インプット人間”がそのままコンサルを名乗る。
こういう人こそ怪しい。「無料で情報仕入れて、それをまとめて売るだけやん!」と突っ込みたくなる。補助金コンサルの世界は、まさにインフルエンサー商法の縮図なんです。

商工会議所か、知り合い経営者か。それが問題だ
「じゃあ誰に聞けばいいのか?」とよく相談されます。現実的には商工会議所が一番まっとう。
ただ、知り合いの経営者に聞いたところで、まともな答えは返ってきません。だいたい自信満々に間違った情報を教えられて終わりです(笑)
僕自身は広告業もやっているので「おいおい、そっちの方が怪しいやろ」と思われるかもしれませんね。
でもここまで補助金を極めると、いろんな人から「先生」と呼ばれることも増えてきました。「社長」「先生」「監督」肩書きが多すぎて混乱します。

事務局に直接聞くのが一番早い

僕はわからないことがあれば、迷わず事務局に確認します。だって自分の会社も補助金申請しているわけですから、聞くのが一番正確で早い。
ただし注意点があります。事務局の担当者によって言うことがコロコロ変わる。専門用語も連発してくるので「異国語を聞いてるみたい」と感じる人も多いでしょう。
だから僕は必ずこう言います。「意味がわからないので、わからない人にも伝わるように説明してください」これでOKです。

採択されるために必要なのは“真剣さ”

結局のところ、補助金に挑戦するなら「本気でやりたい」という気持ちが大事です。SNSで流れてきた表面的な情報を鵜呑みにするのではなく、自分の事業計画をきっちり作る。
採択率を上げたいなら、事業計画書のチェックしてブラッシュアップが不可欠。
「不採択になった理由がわからない」「原因はどこ?」と悩んでいる経営者の方こそ、専門家のサポートを使うべきです。
僕は補助金 無料診断をやっています。営業一切なし。安心して相談できます。しかもCMも流れません(笑)
滋賀でも、大阪でも、東京でも、全国から相談が来ています。

SNSはエンタメ、補助金は現実

SNSは楽しい。暇つぶしには最高。でも補助金はエンタメじゃありません。採択されるかどうかで、会社の未来が大きく変わるんです。
だから「TikTokで見たから」「YouTubeで聞いたから」じゃなく、事務局や専門家に確認する。これが一番の近道です。
TVerのうっとおしいCMはリモコンで飛ばせます。でも間違った補助金情報は飛ばせない。そのせいで不採択になって、再申請で疲れて…そんな経営者を何人も見てきました。
あなたは騙されないでください。補助金は未来への投資です。正しい情報を持って挑戦すれば、必ず事業の力になります。

 

補助金と助成金と給付金

んなわけない。

「補助金・助成金・給付金って全部同じでしょ?」
こんな声をよく耳にします。でも実は全然違うんです。
この話になると僕はつい子どもの頃を思い出します。ゲームばっかりしてたら親に「いつまでファミコンしてるの!」と怒られるんですが、実際やってたのはPCエンジン。「ファミコンちゃうし!」ってムキになってた自分。
親からすればどっちでもええんですけどね(笑)
補助金・助成金・給付金もそれと同じ。名前は似てるけど、仕組みも目的もぜんぜん違う。ここを整理してみましょう。

 

【補助金】

補助金の目的は、新しい挑戦や投資を促すこと。経済産業省や中小企業庁、自治体が管轄していて、中小企業や個人事業主が対象です。
ただし誰でももらえるわけじゃありません。審査があって「採択」か「不採択」で明暗が分かれます。ここが一番のポイント。
「儲かるビジネス」であることが最重要で、どれだけ立派な志があってもお金にならない計画はまず落ちます。善人だけでは評価されないんです。
言い方を変えると、補助金の審査は「善い行い」を書けば通るわけじゃないんです。
たとえ立派な社会貢献でも、儲からない事業はその時点でアウト。
審査員が見ているのは「この計画が将来ちゃんと収益を上げられるかどうか」

つまり事業計画書は、どんなに綺麗ごとを並べてもダメで、儲けの仕組みを数字で見せることが必須なんです。

 

【助成金】

助成金の目的は雇用の維持や人材育成など、労働環境の改善。これは厚生労働省が中心です。
有名なのは雇用調整助成金(コロナで大活躍しました)、キャリアアップ助成金、人材開発支援助成金など。障害者雇用やトライアル雇用の助成金もあります。
補助金と違うのは、「条件を満たせばほぼ確実にもらえる」ところ。審査で落とされることは基本的にありません。必要な資料を揃えて申請すれば、原則OK。
面白いのがここです。社会保険労務士さんが「助成金の成功報酬は20〜30%です!」なんて言いますが、実際は必ずもらえる制度なんですよ。
詐欺じゃなくて、うまい言葉を操る“言葉の魔術師”。これが助成金業界のリアルです(笑)

 

【給付金】

最後は給付金。これは災害やパンデミックのときに「生活支援」として出されるお金。
コロナのときは特別定額給付金で全国民に10万円が配られたり、持続化給付金で中小企業や個人事業主に100万円が支給されました。
ただ同時に「給付金詐欺」も多発。存在しない事業主で申請して100万円をだまし取る事件も報道されました。
さらに僕が気になるのは、外国人が日本に来て生活保護を受け取るケース。これからもっと増えるんじゃないかと思うんです。
だったら早くベーシックインカムを導入した方がいいんじゃないか、と。まぁ、これは僕の主観ですけどね。
いずれにせよ給付金は「誰でも受け取れる」仕組みが多い反面、経済的に回りにくいお金になるという課題があります。

 

知らない人は損をする制度

補助金は未来の投資に対して「採択か不採択か」で決まる。
助成金は条件を満たせば基本もらえる。
給付金は生活支援で、基本的には誰でも受け取れる。

全部まとめて「同じやろ」と思われがちですが、ぜんぜん違うんです。
ファミコンとPCエンジンくらい違います。いや、任天堂とアタリくらい違う(笑)
僕は補助金を専門にやっていて、裏技も姑息な手も知ってます。でも結局は「補助金の本質を理解しているかどうか」が勝負。
もし「補助金に挑戦したい」「採択されたい」という方は、まず補助金 無料診断をご活用ください。
僕自身が事業計画を見て、採択率の目安や修正ポイントをズバッとお伝えします。
サブスクみたいに「初月無料!」的な商法ではないのでご安心を(笑)

補助金(実績紹介)No.1

建設業社長との出会い

2021年の夏のことです。
20年以上付き合いのある不動産会社の方から「紹介したい社長がいる」と言われて、ゴルフに誘われました。正直その時は「また営業の匂いがするなぁ」ぐらいに思ってたんです。でも実際に会ってみたら印象はまったく違いました。
建設業を営む年下の社長。いや、めちゃくちゃ気配り上手で明るい。初対面なのに妙に波長が合うんですよ。ゴルフのあと、夜は焼肉。もうこの流れ、典型的な“濃い付き合いコース”です(笑)
で、焼肉を囲んでいたら「事業再構築補助金に挑戦したい」と切り出されたんです。聞けば、銀行経由で大手コンサルにも相談したけど「新規性が弱い」とか言われて断られたらしい。税理士にも当たったけど、あっちは本業が税務ですから事業設計までは踏み込めない。そらそうやな、と。
「結局どこに頼めばええねん…」って状態で僕の前に来たわけです。で、その場で軽くヒアリングしたら、なるほど建設業って単価は大きいけど利益は薄い。日銭も回りにくい。コロナ禍で公共工事も延期ばっか。そらしんどいわな、と。そこで社長が出した案が「コインランドリー事業」。いや急に!?って思ったけど(笑)、理由を聞いたら納得でした。

事業案の“穴”と僕の妄想

ただね、事業再構築補助金はそんなに甘くないんです。新規性の証明、既存売上の1/10を超える収支計画。社長の会社は年商数億。つまり、5年後には月数百万円の売上をコインランドリーで作らなあかん計算になる。普通に考えたら無理ゲーです。
しかも、コインランドリーって回収まで10年かかるのが普通。中古機器で初期投資を圧縮しても、なかなか数字が合わない。それでも「補助金で2/3カットできるなら実質1000万でいける」って社長は本気。そこに僕の頭のスイッチが入ったんです。「ほな、この無理ゲーをクリアできる絵を描きたい」って。
翌日から、ランドリー市場を徹底的に調べました。利用者の大半は女性。1回の利用で60分待ち。いや、これ地味にしんどいんです。大体みんなコンビニ併設で時間潰すんですけど、車の中でエンジンかけっぱなしでスマホポチポチ。環境にも悪いし、正直時間の使い方としては微妙すぎる。
そこで僕の妄想が始まります。

コインランドリーを“待ち時間の楽園”に

僕が描いたのは「コインランドリー × 個室くつろぎ空間」でした。
ランドリーの横に小さな個室を5つ用意して、洗濯と乾燥を待つ60分を「苦行」から「ご褒美タイム」に変える仕掛けです。
個室にはリクライニングチェアを置いて、映画や雑誌が見放題。さらにEMSとか脱毛機とか、痩身系の機械を導入して「ついでにメンテナンス」までできるようにしました。いや、もうランドリーなのかエステなのかよく分からん状態ですけど(笑)、これが新規性になるわけです。
利用者は「待つ」じゃなくて「楽しむ」感覚で来るようになる。コンビニでジュース買って車で暇つぶししてた人たちが、こっちに流れてくるわけです。僕はこれを「60分のアップデート」と呼びました。

補助金申請という名の“テスト勉強”

もちろん、アイデアだけじゃ補助金は通りません。計画書が点数で評価される以上、テスト勉強みたいに一個ずつ潰していくしかない。目的適合、新規性、市場性、収益性、実現可能性、政策性。もう審査項目を壁に貼って、ひとつひとつ攻略するRPG感覚です。
利用者像は「子育てと家事と仕事で毎日が手一杯の女性」と設定しました。その人が「なぜ来るのか」「なぜリピートするのか」を数字と行動で裏付けて書き込んだんです。客単価や稼働率のシミュレーションも、知り合いのランドリー運営データを参考にしました。
途中で「ほんまにこれで通るんか?」と心が折れそうになりましたけどね。夜中にパソコンの前で何度も保存ボタン押して『頼むからフリーズせんといてくれ!』って祈ってたこと思い出します。

採択、そしてその先へ

結果は採択。電話口で社長の声がちょっと震えてました。僕は「ここからが本番ですよ」とだけ伝えました。いやほんま、補助金の採択はゴールじゃなくてここからがスタートなんです。
投資3000万円が補助金で実質1000万円に圧縮され、5年以内に回収できるスキームが回り始めました。オープンしたランドリーは今も稼働していて、安定した収益を生んでいます。しかも笑えるのが、僕の会社の入っているビルの下の階にオープンしたってこと。下に降りたら、あの焼肉の夜に話していたランドリーが目の前にあるんです(笑)

この案件で強く感じたのは、「不採択には余白がある」ということでした。税理士がダメ、大手コンサルがダメって言っても、見方を変えたらチャンスは残ってる。日常の60分をひっくり返すだけで、新規性も収益性も描けるんです。
補助金は点数ゲーム。でも点数を生むのは「現場に根ざした発想」や「生活者に刺さる体験設計」。つまり、机上の計画じゃなく「ほんまに回る事業」なんです。
あの社長とは今も付き合いが続いていて、新しい補助金の話もしています。
あの日焼肉の席で「一度僕に考えさせてください」と伝えた瞬間から、事業は大きく動き出しました。
補助金は点数ゲームですが、見方を変えれば“未来を動かす武器”です。
もし今あなたが「申請しようか迷っている」「不採択で諦めそう」なら、ぜひ事業計画書の無料診断を活用してみてください。
あなたの挑戦を次のステージへ引き上げるきっかけになるはずです。

補助金に見る経営者の性格

補助金申請は性格がモロに出る

2020年から100件以上の補助金に関わってきました。で、思ったんです。補助金に挑むときの経営者の姿勢って、そのまま性格が丸出しになるな、と。
採択率を上げるテクニックも大事やけど、実は人間的なクセがそのまま結果に出るんです。準備が早い人はやっぱり結果も早いし、「やればできる!」って言う人はだいたいやってない。笑
今回は僕が出会った経営者を3つのタイプに分けてご紹介。もしかしたら「あ、これ俺やん…」とか「これ、社長やん!」ってなるかも。

【優秀レアキャラタイプ】
まずはほんとに珍しいタイプ。資料はすぐ揃えるし、連絡もマメ。「何かあれば遠慮なく言ってください」なんて、もう性格まで完璧。
こういう人は、やっぱり事業もうまくいってる。銀行との関係も良好、補助金のことも理解してる。まさに補助金界のチートキャラ。
ものづくり補助金や省力化投資補助金に出すときも、「最新設備で効率化します!」と堂々と書けるし、実際に成果も出す。そりゃ採択率も高いわけです。こういう人、ほんまにズルいくらい優秀。

【口だけ番長タイプ】
次に多いのがこのタイプ。やる気はある、声もデカい。でも全然資料が出てこない。
口癖は「これいつできますか?」と「採択はいつ決まりますか?」。いやいや、その前にアンタの決算書まだやん!と突っ込みたくなる。まるで「俺はやればできる」って言う学生と同じ。いや、今やれって。
さらに責任感が薄い。準備は丸投げ、人任せ。でも落ちたら「先生の書き方が悪かったんちゃう?」と人のせいにする。補助金の世界でも現実の経営でも、このタイプは失敗が多い。
小規模事業者持続化補助金なんて、資料を出せばチャンスがある制度なのに、それすらやらない。補助金 無料診断をして「ここ弱いですよ」って言っても、「また今度やります」で放置。結果、採択率は当然下がる。口だけじゃ事業は動かんのです。

【宝くじ待ちタイプ】
最後は「やりたい気持ちはあるんですけど…」で止まるタイプ。これ、結構多い。
「何をやりたいんですか?」と聞いても「まだちょっと考え中で…」。いやいや、それ言うてる間に締め切りきますよ、と。もう完全に「いつか宝くじ当たらんかな」状態。買ってないのに当たるわけない。
うちの親父がよく言ってました。「宝くじは“多空くじ”や。当たらんもんは当たらん」と。確かに。でも買わんと当たらんのも事実。経営も同じで、リスクを取らないと成果は出ないんです。
補助金も同じ。新事業進出補助金や省力化投資補助金は自己資金が必要。そこを怖がって動かない人は、結局「運が良ければうまくいくやろ」と思ってるだけ。そんな甘い話、世の中にないんですよね。

補助金は大チャンス、でも制度選びがすべて

ここまで3タイプ紹介しましたが、補助金は結局「経営者の性格」が全部出ます。
優秀な人はスピード感があって採択率が高い。口だけ番長は丸投げして失敗する。宝くじ待ちタイプは何も始まらない。僕が現場で何度も見てきた現実です。
ただ一つ言えるのは、補助金は大チャンスだということ。なぜか?人にケツを叩かれるんじゃなく、制度そのものが背中を押してくれるから。普通なら迷う新事業や設備投資も、「半額チケットあるならやろか」と決断しやすくなるんです。
パチンコで言えば2パチなのに換金は等価交換。競馬なら勝馬投票券が半額で買えてオッズは2倍。そりゃ使うでしょ。普通なら店が潰れる条件を国が出してくれてるんだから。
でももちろんタダでは終わらない。その後はきっちり大名が登場して「お疲れさん、はい年貢納めてね」と言ってきます。これが現実。
そしてもう一つ大事なのが制度選び。補助金の制度選びもパチンコ台と同じです。誰が座っても回らない“ハマり台”に座ったら最悪。どれだけ粘っても当たりません。
ものづくり補助金、省力化投資補助金、小規模事業者持続化補助金、新事業進出補助金…どれも狙いどころが違う。当たり台を見極められるかどうかで、採択率も未来も変わります。
「この計画、採択ラインに届くんかな?」と思ったら、まずは補助金 無料診断でチェックしてみてください。ハマり台に座る前に、今の自分の立ち位置が分かります。
補助金は“当たりそうな台を見つけて座る勇気”がある人だけが勝てるゲーム。座るだけでなくて当てたくありません?

魚のいない池で釣りをするな

業種ごとに採択率はまったく違う

「うちの業種でも補助金いけるんやろか?」
これは経営者から本当によく聞かれる質問です。世の中には補助金の記事やニュースが山ほどありますが、「全国平均の採択率は◯%です!」なんて数字ばかり。あれを見て安心している人、要注意です。現場にいると「いやいや、それ全然参考にならんやん」と突っ込みたくなるんです。なぜかというと、実際は業種ごとに採択率がバラッバラだからです。
例えばものづくり補助金。国としては「日本の技術でGDPを押し上げたい!」という狙いがあるから、製造業は大歓迎です。採択率も高めで、設備投資の話を書けば「ほうほう、いいねぇ」と審査員の目も光ります。でも飲食や美容が同じ調子で申請すると、「いやそれ、ものづくりちゃうやろ」と見られて苦戦することが多い。実際に「なんで落ちたんやろ?」と首をひねる人は、この相性を理解してないケースが多いんです。
省力化投資補助金も同じ。人手不足が深刻な建設業や製造業は「機械を入れて効率化しなさい」という国の思惑にピッタリ合うから、採択されやすい。ロボット導入や自動化設備の計画はポイント加算のようなものです。でも「コピー機を一台追加したいんです」とか「スタッフの椅子を新調します」みたいな計画では、「いやそれ、省力化ちゃうやろ!」と突っ込まれるのがオチです。
一方で、小規模事業者持続化補助金はオールマイティ。飲食、美容、小売…いろんな業種に門戸が開かれていて、初めて補助金に挑戦する人にはちょうどいい。金額は控えめですが、まさに「補助金の練習試合」。一度挑戦してみるには最高の制度です。
そして最近注目されているのが新事業進出補助金。まだ始まったばかりですが、地域経済を元気にしたいという国の狙いが見えているので、地方で新しい挑戦をする事業には追い風が吹くでしょう。逆に都会のど真ん中で「新しいカフェ始めます!」と書いても、国からすると「いや、それ地域活性化か?」と見られる可能性が高い。
こうして整理するとよく分かりますが、補助金は「全国平均で◯%」みたいな単純な話じゃなく、業種と制度の相性で採択率が決まるんです。魚が全然いない池に糸を垂らしても釣れないのと同じで、最初から魚がたくさんいる場所を選ばないと勝負になりません。

採択ゴールじゃなく、事業を動かしてナンボ

ここで次に多い質問が「じゃあ誰に相談すればいいんや?」というものです。税理士さん?商工会議所?それともコンサル?
税理士さんは数字のプロですが、事業計画を物語のように組み立てて審査員に刺さる文章を書くのはまた別のスキル。商工会議所は親身になって相談に乗ってくれますが、全部の補助金を把握していて戦略的に導けるかといえば限界があります。
さらに厄介なのが「なんちゃって補助金コンサル」。実績も経験も薄いのに名乗れてしまう。採択されるまで手伝って「はい終わり」、その後の事業化のフォローは一切なし。結果として「採択されたけど辞退しました」という企業も少なくありません。これではせっかくの補助金が水の泡です。
そもそも国が補助金を出すのは、最終的に税収を増やすためです。省力化投資補助金で生産性を上げれば人手不足を補える。ものづくり補助金で設備投資を促せば国内産業が強化される。新市場を開拓すればGDPが伸びる。表向きは「企業支援」ですが、裏では「将来税金で回収できる仕組み」をしっかり設計しているんです。
だから僕は声を大にして言います。補助金は「採択されたらゴール」ではない。「事業を動かして結果を出すこと」が本当のゴールなんです。採択率ばかり気にしていても、その先を走り切らなければ意味がない。

補助金は半額チケット、でもゴール後に国が待っている

ここまで話してきましたが、補助金をわかりやすく言うなら事業投資の半額チケットです。みんなが100メートル走を全力で走る中、「君は50メートルでいいよ」と言われているようなもの。そりゃお得ですし、他より有利にゴールできそうに見えますよね。
でも本当に大事なのは走り切ること。補助金に採択されることはあくまでスタート地点を有利にしてもらっただけで、ゴールは「事業を軌道に乗せて成果を出すこと」。
そして忘れてはいけないのが、ゴールの先には国がちゃんと待っているということ。後ろから「お疲れさん、じゃあ税金で回収させてもらいます」とやってくる。これが現実です。
だから補助金は“タダでもらえるお金”ではなく“仕掛けられた投資”。でも経営者から見れば、正しく使えば圧倒的に有利なスタートラインでもあります。
「この計画、採択ラインに届くんかな?」と迷ったら、まず補助金の無料診断を試してみてください。採択率の目安を知るだけで、戦う場所が魚のいない池なのか、魚が群れをなしている海なのかが見えてきます。
魚のいない池で何時間も待つか、魚だらけの海で竿を出すか。補助金選びもまったく同じなんです。

そもそも補助金って?

補助金ってなんなの?

「補助金って返さなあかんやつやろ?」
こういう誤解、色んな場所でほんまによく聞きます。使ったことがない人ほど勘違いしている。逆に一度でも使った経営者は「絶対やった方がいい」と声を揃える。この差は面白いくらいはっきりしています。
そもそも補助金は“国の未来への投資”だと思ってます。戦後の復興期から福祉や産業再建の支援はあったそうですが、補助金が幅広い事業者に浸透し始めたのは2000年代に入ってから。そしてコロナ禍をきっかけに一気に加速しました。2021年以降は「コロナ対策支援金」という名目で、数千万円規模の補助金が次々と打ち出されました。背景には2024年の過去最高税収もあると思います。「今のうちに未来に投資すれば、さらに税収で回収できる」と国が判断したのではないかな?とも思えます。
ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、省力化投資補助金、新事業進出補助金…。名前は違えど、狙いはどれも同じです。表の顔は「技術革新」「人手不足解消」「地域活性化」。立派な目的が並んでいます。でも裏の顔を見れば「設備メーカーが売れて経済が回る」「商店街が動けば地方税収が安定する」「新市場に挑戦する企業が増えればGDPにプラス」。補助金はバラマキではなく、国の税収と産業を育てるための投資なんです。そう思うと「なるほどな」と妙に納得できる部分もありますよね。

申請書作成と申請は“天竺”の旅

理念は立派なんです。でも実際に足を踏み入れると、そこは修行の世界です。僕は電子申請のことを“天竺”と呼んでいます(笑)
「これからはデジタルで便利になります!」と胸を張って導入されたのに、最初の関門はGbizID。そこで待っていたのは、まさかの紙の書類郵送。デジタルどこいった?と突っ込みたくなるスタートです。
決算書や労働者名簿を集め、数字の根拠を積み上げ、資料を整える。これだけで普通の人なら白旗を揚げるレベルですがそこがスタートライン。補助金の審査は「政策に合っているか」「新規性はあるか」「市場性や収益性はどうか」といった項目ごとの点数ゲーム。それをクリアーした事業計画書を作成。そしてようやくたどり着いた申請画面が「どこに入力したらいいのか分からん」迷路状態。仕方なくマニュアルを開くと、鬼のようなページ数が襲ってきて、ここでみんな心がへし折られます。
申請完了まではもう完全に西遊記。妖怪退治を繰り返しながら天竺を目指す修行の旅そのもの(笑)
僕自身も「これ誰が申請できるねん」と呟いたかわかりません。そんな日々の積み重ねの経験や補助金の裏の顔を考えてたことが、結果的に補助金の採択率を押し上げる力になってきたんだと思います。

補助金あるあると未来への一歩

補助金の世界にはもうひとつ面白い現象があります。
実際に補助金を活用した人は「やった方がいい」と周りに勧める。ところが一度もやったことがない人ほど「あれはお金返さなあかんらしいで」と間違った情報を平気な顔で言ってくる。観たことない映画の評価を他人から聞いて、他の誰かに「あれ面白くないらしい」って言う無責任な発言と同じ。これ、本当にあるあるなんです。
補助金は国の思惑と経営者の挑戦が交差する仕組みです。表向きの目的だけでなく、裏の狙いを理解していれば「なぜこんな制度があるのか」が腑に落ちる。そして現場での苦労を知っていれば「なぜ採択率が低いのか」も納得できる。
結局のところ、補助金は“タダでもらえるお金”ではなく“未来を形にするためのチケット”なのかなと感じています。ただ、天竺の旅を一人で歩くのは本当にしんどい。だからこそ僕は、まず 補助金 無料診断 を受けて、自分の計画が今どの地点にいるのかを知ることをすすめています。
採択率を上げる第一歩は、「今の自分の立ち位置を知ること」から。誤解や不安に振り回されず、正しい準備を重ねれば、補助金は必ず未来を切り拓く力になります。

Dr.補助金とは?

Dr.補助金ってなに?

みなさん、はじめまして。
世間では僕のことを「Dr.補助金」と呼ぶ人もいます。
医者でも博士でもない。ただの広告屋あがりです。
コロナで広告が一気に吹っ飛び、仕事も希望も全部失いかけたときに、国が大々的に打ち出した「補助金」に出会ったんです。
その瞬間、心の中で「これだ!」と思いました。
自社の補助金申請は採択率が100%だったからです。
これから広告に繋げて仕事に変えていこう!
そこから僕の人生は、まるごと補助金に飲み込まれていきます(笑)

補助金と僕の珍事件録

補助金の世界は真剣勝負。でもその舞台裏は…かなりカオスです(笑)。
・ある時は、補助金詐欺事件で警察の家宅捜索が入る現場を目の当たりにし、背筋が凍った。
・ある時は、飲み屋で意気投合した社長から「じゃあうちも補助金頼むわ!」と、酔いに任せて受注が決まったことも。
・ある時は、毎回の申請に追われ、締切を迎えるたびに「燃え尽きた…」と『あしたのジョー』のラストシーンみたいに白黒で灰になる自分。
補助金は堅苦しい制度のはずなのに、僕の現場はいつもドラマだらけです。

夜な夜なの格闘

ただし、笑い話ばかりではありません。
補助金申請の本質は「いかにわかりやすく事業性や市場性を示せるか」。
決算書を渡してくれない社長に頭を抱え、労働者名簿を必死に催促しながら、夜な夜なブラッシュアップを繰り返す。
文章を磨き、図解を作り、事業の未来を形にしていく。
その積み重ねこそが、採択率96%という数字に繋がっているんです。

実績と強み

補助金を支援してきて気づいたことがあります。
「採択されても事業化に失敗する人が多い」――でも僕には実績があります。
前職から関わった新規事業は1,000件以上。
机上の空論じゃなく、本当に動く事業を数え切れないほど立ち上げてきました。
例えば、これは僕が運営している他のサイトです。

◎精肉店×広告業で“普段使いできる安くて美味しいお肉屋さん”を実現した 『近江湖福精肉店』

◎イベント飲食×広告業で、行列必至のキッチンカーやテント幕製作を仕掛けた『マクプロ』

口だけではなく、自分でも事業を動かしながら、他の会社の事業化もあらゆる方向から支援。これが僕の最大の強みです。

Dr.補助金のミッション

僕が補助金にこだわる理由はシンプルです。
「不採択で諦めた人に、もう一度チャンスを届けたい」。
補助金は、単なるお金じゃありません。
経営者の未来を変え、地域を元気にする力がある。
だから僕は今日も、夜な夜なパソコンに向かい、フリーズしそうな画面に祈りながら、新しい事業の可能性を一緒に描いているんだと言い聞かせてます(笑)

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