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補助金を活用する人、しない人

最近、「補助金 申請」「補助金 採択率」「補助金 コンサル」みたいなキーワードでこのブログに来てくれる方が増えてきました。せっかくなので今日は、現場で感じてきた『補助金を活用する人・しない人』のちがいを、僕の見解として正直に書きます。正解は一つじゃないし、どちらが偉いという話でもありません。読んで「それ、うちの社長かも」「自分のことだな・・・」とクスッと共感してもらえたら十分です。

まず活用する人。年齢は関係なく、気持ちが若い。前向きでポジティブ、会社の未来をちゃんと見ている。アンテナの本数が多くて、情報の取りに行き方がうまい。事業を拡大したい、得できるものは正しく使いたい、という攻めの姿勢が自然体です。新しいものが好きで流行に敏感、偏見が少ないから「小規模事業者持続化補助金って販路開拓にハマるよね」「建設業で中小企業省力化投資補助金が使えるかも」「製造業ならものづくり補助金で工程改革いける?」と、制度名が普通の会話に出てくる。怖さよりも準備すればいけるという実務感覚が先に立つので、見積の内訳を諸経費一式で済ませず、搬入・据付・試運転調整みたいに具体化してくれます。名義も揃える、交付決定前に動かない、写真や証憑は時系列に残す。こういう当たり前の整え方をサッとやってくれます。

対して活用しない人。考えが昔のまま、安定志向が強め。ネガティブというより用心深すぎて、新しい情報が入ってきてもまずは疑う。信用のある話しか聞かないのは悪くないのですが、情報が古くなりがち。事業が安定しているから無理に動かない、損したくない、守りの姿勢。興味がない分野は触らないし、間違った情報を精査しないまま「補助金はお金を返すんでしょ?」「採択されてもお金をもらえない人がいる」とか言ってる人が多い。あとは資金に不安がある、機械音痴で電子申請が苦手、面倒くさいと感じたら一気に止まる。結果、「補助金は難しい」「自分には関係ない」「興味がない」と言う。ここで一歩出るかどうかが、のちの差になるのになぁと感じます。絶対に損してます笑

ここからは、僕が見てきたちょっとした分かれ道をいくつか。1つ目は、目的の置き方。活用する人は「何に投資してどう回収するか」が先にあって、補助金はその加速装置。小規模事業者持続化補助金なら販路開拓や業務効率化が見えている、ものづくり補助金なら工程のどこで人時生産性が上がるか、新事業進出補助金なら新しい売上の柱をどう作るか、省力化投資補助金なら人×時間の削減をどの作業で出すか。きちんとその補助金の本質を理解出来る方が良い。

2つ目は、情報の解像度。活用する人は、建設業・製造業・美容業・サービス業・飲食業の違いで、どの制度が通りやすいかを肌でつかむのが早い。例えば関西・滋賀・大阪で建設業なら「チルトローテーター等の導入で作業が3時間→1時間に。省力化投資補助金の筋に合うよね」と言える。製造業は「ものづくり補助金で工程短縮と不良率低減を実現したい」、美容業・サービス業なら「小規模事業者持続化補助金で予約・EC・広告を整えたい」など、活用の理解が早い。一方、活用しない人は「補助金=返すお金」「補助金=もらえない」という誤解が残りやすく、補助金に対して無知な人ほど、汎用品PC・車両・土地・中古・家賃・水道光熱など、制度で対象外の経費を候補に入れがち。

3つ目は、段取りの軽さ。活用する人は、進み方がスムーズ。必要なものをきちんと段取り良く用意してくる。活用しない人は、何度も同じ説明を繰り返しても資料が集まらない人が多いのが現実。。。そしてギリギリになって、なんとかしてほしいと言ってくるんです泣

僕の本音。補助金は心強い味方です。正しく準備して、制度の狙い(販路開拓・業務効率化・工程革新・新市場・省力化)に合わせれば、事業の背中を押してくれる存在になります。同時に、怖さがあるのも事実。最近は補助金の詐欺事件が多発していて、雑な書類や不明瞭なお金の流れがあると、本人の意図とは無関係に巻き込まれる側になることもあります。だから、僕はあえて言います。ルールを守って、健全に、そして気持ちよく進めましょう。順番を守る、名義を揃える、見積の中身を見える化する、証憑を線で残す。たったこれだけで、ほとんどのリスクは避けられると思います。

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最後にお知らせです。僕たちドクター補助金では、事業計画書の無料診断をご利用ください。PDFを送るだけで、その計画書が採択されやすいかを5段階でランク評価しコメントも返します。滋賀・大阪・京都の関西のお客様以外もリモートで対応します。活用したいと言う方はお問い合わせください。

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