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これ、ホジョハラ?

「採択=入金」の大間違い

補助金って仕組みが特殊なんです。
よくある勘違いが「採択されたらすぐお金が振り込まれるんでしょ?」というやつ。残念!これは夏に暖房つけるくらいの大間違いです。
実際の流れは、
申請 → 採択 → 交付申請 → 交付決定 → 融資や自己資金で経費支払い → 事業開始 → 実績報告 → 確定 → 補助金支給。
この一連の流れを知らないまま「やったー採択!」と喜んでいる経営者を、何度も見てきました。
そして後から「え、まだお金入らないの?」と絶望する。補助金はそんな甘い話じゃありません。

 

デジャヴあるある

経営者あるあるで「うちのスタッフは優秀だから補助金も任せる」というのがあります。
でも実際にスタッフに振ってみると・・・。
「えっ、聞いてないです。パソコンは使えますけど補助金は無理です!」
と返される。もうこのシーンは何度も見たデジャヴ。
パソコンができる=補助金申請ができる。
頭がいい=補助金申請ができる。
士業の知り合いがいる=補助金申請ができる。
これ、ぜ~んぶ冬に冷房レベルの勘違いです。野球選手にいきなりサッカーやらせるようなもんです。
下手したらパワハラならぬ ホジョハラ(補助金ハラスメント)。冗談みたいですが、本当に現場で起きてるんです。

 

補助金は「天竺」への旅

補助金の申請と報告は4段階あります。
1.最初の申請
2.採択後の交付申請
3.実績報告(完了報告)
4.翌年からの事後報告
ここにさらに、事業計画書の作成や証憑資料の収集、そして最大の難関「電子申請(通称:天竺)」が加わります。
これはまさに三蔵法師の天竺への旅。猿と河童と豚だけでは無理で、三蔵法師(専門家)の力が必須です。
しかも補助金ごとに「天竺」だったり「蛇の道」だったり「カリン塔」だったりする。つまり、補助金は単なる旅じゃなく、ラスボス戦級の冒険なんです。

 

「補助金やってます」は禁句

補助金に採択されたらつい嬉しくて言いたくなる。「うち補助金出てるんです!」と。
でもこれ、業者に言った瞬間に寄ってくるのは悪代官顔の見積業者たち。「しめしめ、儲けさせてもらおうか」とニヤリと寄ってきます。
せっかく頑張って採択されたのに、業者が水増し見積りで利益を吸い取る。これも現場でよく見る悲しい話。
だから業者に対しては「補助金」という言葉は禁句。ここはグッと我慢して口にチャック(死語)

 

どこまでぇ~

経営者って基本忙しいんです。だいたいゴルフと飲みで(笑)
そんな中で補助金の計画書を自分で作るのは正直おすすめしません。
補助金の知識ゼロで挑むのは、補習なしで超進学校を受験するようなもの。不合格なら時間もお金も水の泡。合格しても授業についていけない状態。
じゃあコンサルに頼めばいいか?というと、ここにも落とし穴があります。
「資料作成まではやりますけど、申請はご自身で」とか「交付申請や実績報告は範囲外です」とか。
いやいや、そこ大事なとこやん!と突っ込みたくなります。だから外注するなら、料金の妥当性やどこまでやってくれるのかを必ず確認すること。

 

ドクター補助金の強み

僕がやっている「ドクター補助金」では、まず 無料診断 を用意しています。
事業計画書を見て、「このままじゃ不採択になる」「ここを直せば採択率が上がる」というのをズバッと指摘。
さらに強みは 加点申請の対応。
「賃上げ」「女性活躍推進」「健康優良企業」「地域貢献」など、国が推奨している加点を押さえると採択率が一気に上がります。
実際に、加点なしでの採択率は30%前後なのに、加点を積み重ねれば70%以上に跳ね上がる。だからこそ「加点をどれだけ盛れるか」が勝負なんです。

 

餅は餅屋

補助金は「採択されたら終わり」ではなく、「採択されてからが本番」。
そして計画書作成・交付申請・実績報告・事後報告…全部やるのは本当に大変です。経営者が独学で挑むのは、冬に冷房つけるくらい意味がない。
だからこそ、餅は餅屋。補助金は補助金屋。
補助金に挑戦するなら、まずは ドクター補助金の無料診断 を使ってください。
採択率を上げるための加点申請までサポートするので、経営者は安心して本業に集中できます。

 

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