「どの補助金を狙うべきですか?」
経営者から必ず聞かれる質問です。
世の中にはいろんな補助金がありますが、正直カタカナばかりでややこしい。
SNSで「申請するだけ誰でももらえる!」「最大額はに5000万円!」なんて信じてません?(笑)
大事なのは、自分の業種と目的に合った補助金を選ぶこと。
今回は「まとめてほしい」というリクエストにお応えして、2025年に押さえておきたい主要な補助金を整理しました。難しいことは抜きにして、最大額・補助率・条件・おすすめ業種をザックリ解説します。
■小規模事業者持続化補助金(一般枠・賃金引上げ枠・創業枠)
最大額:50万円(賃金引上げ枠・創業枠は200万円まで)
補助率:2/3
対象者:小規模事業者(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業・建設業は20人以下)
条 件:(一例)賃金引上げ枠 → 従業員の給与を引き上げる取り組み
条 件:(一例)創業枠 → 新しく事業を立ち上げる、または新分野に挑戦する
おすすめ業種・活用例
・飲食店が「コロッケECサイト」を立ち上げ、ECサイト構築費・フライヤー・冷凍設備・広告費に活用。
・美容室が新メニュー導入のためにチラシやSNS広告を制作。
☆キーワードは「販路開拓」。小規模事業者にとって、一番使いやすい入門編の補助金です。
■ものづくり補助金(一般枠ほか)
最大額:1,250万円(枠によって変動)
補助率:1/2〜2/3
対象者:中小企業(製造業を中心に、革新的な製品・サービス開発や生産プロセス改善に挑戦する事業者)
条 件:(一例)新しい製品やサービスの開発・生産プロセスの効率化・高度化
おすすめ業種・活用例
・製造業が新しい加工機械を導入して高付加価値製品を開発。
・建設業が最新の測量機材を導入し、工事効率をアップ。
☆国の狙いは「技術革新でGDPを押し上げろ!」。その思惑にハマると採択率は一気に上がります。
■省力化投資補助金
最大額:1,500万円
補助率:1/2
対象者:中小企業・小規模事業者(特に人手不足が深刻な業種)
条 件:(一例)省力化に直結する機械やシステムの導入・生産性向上や労働負担軽減が見込めること
おすすめ業種・活用例
・建設業がチルトローテーターを導入し、掘削から整地までを効率化。工期短縮とコスト削減に直結。
・運送業が自動積み下ろし機を導入して作業時間を大幅短縮。
☆国の本音は「人が足りない?じゃあ機械でカバーしろ」。まさに働き方改革の現場版です。
■新事業進出補助金
最大額:1億円
補助率:1/2
対象者:新分野展開や業態転換をする中小企業
条 件:(一例)既存事業と異なる分野への挑戦・地域経済の活性化につながること
おすすめ業種・活用例
・老舗旅館が新しくカフェ事業を始め、観光客の滞在時間を延ばす。
・製造業が培った技術を活かし、医療機器分野に新規参入。
☆国は「地方の中小企業にもっと元気を出してほしい」と本気で考えています。挑戦するなら今がチャンス。
■中小企業成長加速化補助金
最大額:5億円
補助率:1/2(案件による)
対象者:中小企業・中堅企業(全国的に大きな成長が期待される事業)
条 件:(一例)大規模な新市場開拓や成長戦略・海外展開や全国規模の産業振興に寄与すること
おすすめ業種・活用例
・スタートアップが新しいエネルギー事業に挑戦し、全国展開を目指す。
・地方メーカーが世界市場向けに革新的な製品を開発。
☆「100億円」なんて見ると現実味が薄いですが、国は本気で“次のユニコーン企業”をつくろうとしている。
補助金を活用して走り切るのはあなた
結局のところ、補助金はどれも「あなた次第」
どれだけ補助されてもうまく事業化していくことが必要です。
ロケットスタートを決めれるわけですから最後まで走り切らないと意味がありません。
補助金はあなたの事業を助けてくれるもの。決して儲かるわけではありません。
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