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SNSに騙されるな!

SNSは楽しい。でも補助金ネタは怪しさ満点

僕はSNSが大好きです。暇さえあればTikTokやInstagramを開いてしまう。
滋賀県でジュニアバドミントンチームの監督をやっているので、流れてくるのはバドミントン動画ばかり。これがまた面白いんです。
ただ、もうひとつよく流れてくるのが「補助金」の情報。これがまた多い。TVerのうっとおしいCM並みに何度も流れてくるんです(笑)
でもね、見ていて思うんです。「それ、本当に調べて言ってる?」とか「どこかで聞いた間違った情報をそのまま拡散してない?」とか。
CMならJARO案件(日本広告審査機構)です。補助金動画の半分くらいは、数字目的で盛っている。
保険のおばちゃんと同じで「いいところ」だけを強調して、都合の悪い部分はスルー。まるで「補助金=もらえるお金」と錯覚させるんです。

簡単にもらえるという勘違い

補助金の間違った情報を信じる人って、意外と多いんです。SNSでバズっているから正しいだろうと信じてしまう。
でも実態は、「トイレで用を足した後にペーパーがなかった」くらいの緊急事態。笑うに笑えないんですよ。
テレビって印象操作が得意ですよね。
「借金=悪」「貯金=善」「投資=ギャンブル」。
こんな刷り込みを何十年もかけてやってきました。
SNSでも「誰でも簡単にもらえる」「最大3000万円!」なんて言葉が飛び交っています。
でも、それもまた印象操作。

実際は申請書づくりは大変だし、半分以上は不採択。
「簡単にもらえる制度」なんて幻想を信じていると、痛い目を見るんです。

インプット人間VSアウトプット人間

僕はよく言います。「インプットは誰でもできる。でもアウトプットする人は少ない。失敗してもアウトプットできる人は本当にすごい」。カッコいいこと言いました、僕?(笑)
でも現場で本当に役立つのは、机上の知識じゃなくて経験値。SNSで知識を仕入れた“インプット人間”がそのままコンサルを名乗る。
こういう人こそ怪しい。「無料で情報仕入れて、それをまとめて売るだけやん!」と突っ込みたくなる。補助金コンサルの世界は、まさにインフルエンサー商法の縮図なんです。

商工会議所か、知り合い経営者か。それが問題だ
「じゃあ誰に聞けばいいのか?」とよく相談されます。現実的には商工会議所が一番まっとう。
ただ、知り合いの経営者に聞いたところで、まともな答えは返ってきません。だいたい自信満々に間違った情報を教えられて終わりです(笑)
僕自身は広告業もやっているので「おいおい、そっちの方が怪しいやろ」と思われるかもしれませんね。
でもここまで補助金を極めると、いろんな人から「先生」と呼ばれることも増えてきました。「社長」「先生」「監督」肩書きが多すぎて混乱します。

事務局に直接聞くのが一番早い

僕はわからないことがあれば、迷わず事務局に確認します。だって自分の会社も補助金申請しているわけですから、聞くのが一番正確で早い。
ただし注意点があります。事務局の担当者によって言うことがコロコロ変わる。専門用語も連発してくるので「異国語を聞いてるみたい」と感じる人も多いでしょう。
だから僕は必ずこう言います。「意味がわからないので、わからない人にも伝わるように説明してください」これでOKです。

採択されるために必要なのは“真剣さ”

結局のところ、補助金に挑戦するなら「本気でやりたい」という気持ちが大事です。SNSで流れてきた表面的な情報を鵜呑みにするのではなく、自分の事業計画をきっちり作る。
採択率を上げたいなら、事業計画書のチェックしてブラッシュアップが不可欠。
「不採択になった理由がわからない」「原因はどこ?」と悩んでいる経営者の方こそ、専門家のサポートを使うべきです。
僕は補助金 無料診断をやっています。営業一切なし。安心して相談できます。しかもCMも流れません(笑)
滋賀でも、大阪でも、東京でも、全国から相談が来ています。

SNSはエンタメ、補助金は現実

SNSは楽しい。暇つぶしには最高。でも補助金はエンタメじゃありません。採択されるかどうかで、会社の未来が大きく変わるんです。
だから「TikTokで見たから」「YouTubeで聞いたから」じゃなく、事務局や専門家に確認する。これが一番の近道です。
TVerのうっとおしいCMはリモコンで飛ばせます。でも間違った補助金情報は飛ばせない。そのせいで不採択になって、再申請で疲れて…そんな経営者を何人も見てきました。
あなたは騙されないでください。補助金は未来への投資です。正しい情報を持って挑戦すれば、必ず事業の力になります。

 

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