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補助金と助成金と給付金

んなわけない。

「補助金・助成金・給付金って全部同じでしょ?」
こんな声をよく耳にします。でも実は全然違うんです。
この話になると僕はつい子どもの頃を思い出します。ゲームばっかりしてたら親に「いつまでファミコンしてるの!」と怒られるんですが、実際やってたのはPCエンジン。「ファミコンちゃうし!」ってムキになってた自分。
親からすればどっちでもええんですけどね(笑)
補助金・助成金・給付金もそれと同じ。名前は似てるけど、仕組みも目的もぜんぜん違う。ここを整理してみましょう。

 

【補助金】

補助金の目的は、新しい挑戦や投資を促すこと。経済産業省や中小企業庁、自治体が管轄していて、中小企業や個人事業主が対象です。
ただし誰でももらえるわけじゃありません。審査があって「採択」か「不採択」で明暗が分かれます。ここが一番のポイント。
「儲かるビジネス」であることが最重要で、どれだけ立派な志があってもお金にならない計画はまず落ちます。善人だけでは評価されないんです。
言い方を変えると、補助金の審査は「善い行い」を書けば通るわけじゃないんです。
たとえ立派な社会貢献でも、儲からない事業はその時点でアウト。
審査員が見ているのは「この計画が将来ちゃんと収益を上げられるかどうか」

つまり事業計画書は、どんなに綺麗ごとを並べてもダメで、儲けの仕組みを数字で見せることが必須なんです。

 

【助成金】

助成金の目的は雇用の維持や人材育成など、労働環境の改善。これは厚生労働省が中心です。
有名なのは雇用調整助成金(コロナで大活躍しました)、キャリアアップ助成金、人材開発支援助成金など。障害者雇用やトライアル雇用の助成金もあります。
補助金と違うのは、「条件を満たせばほぼ確実にもらえる」ところ。審査で落とされることは基本的にありません。必要な資料を揃えて申請すれば、原則OK。
面白いのがここです。社会保険労務士さんが「助成金の成功報酬は20〜30%です!」なんて言いますが、実際は必ずもらえる制度なんですよ。
詐欺じゃなくて、うまい言葉を操る“言葉の魔術師”。これが助成金業界のリアルです(笑)

 

【給付金】

最後は給付金。これは災害やパンデミックのときに「生活支援」として出されるお金。
コロナのときは特別定額給付金で全国民に10万円が配られたり、持続化給付金で中小企業や個人事業主に100万円が支給されました。
ただ同時に「給付金詐欺」も多発。存在しない事業主で申請して100万円をだまし取る事件も報道されました。
さらに僕が気になるのは、外国人が日本に来て生活保護を受け取るケース。これからもっと増えるんじゃないかと思うんです。
だったら早くベーシックインカムを導入した方がいいんじゃないか、と。まぁ、これは僕の主観ですけどね。
いずれにせよ給付金は「誰でも受け取れる」仕組みが多い反面、経済的に回りにくいお金になるという課題があります。

 

知らない人は損をする制度

補助金は未来の投資に対して「採択か不採択か」で決まる。
助成金は条件を満たせば基本もらえる。
給付金は生活支援で、基本的には誰でも受け取れる。

全部まとめて「同じやろ」と思われがちですが、ぜんぜん違うんです。
ファミコンとPCエンジンくらい違います。いや、任天堂とアタリくらい違う(笑)
僕は補助金を専門にやっていて、裏技も姑息な手も知ってます。でも結局は「補助金の本質を理解しているかどうか」が勝負。
もし「補助金に挑戦したい」「採択されたい」という方は、まず補助金 無料診断をご活用ください。
僕自身が事業計画を見て、採択率の目安や修正ポイントをズバッとお伝えします。
サブスクみたいに「初月無料!」的な商法ではないのでご安心を(笑)

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