まずはヒアリングから
経営者の方ととお会いする時、僕はいきなり「補助金の要件は何ですか?」とは聞きません(笑)
そんなことを聞くと、そのことしか答えてもらえないんです。
大事なのは雑談や何気ない会話の中にこそ本音が隠れていること。
社長の自慢話や愚痴から「本当はこれをやりたい」という核心が見えてきます。
そこで得た情報をもとに、その会社の沿革や強み、業界の動向、競合の状況まで徹底的に調べ、時には従業員さんより詳しくなるくらい知識を深めます。
シンプルに磨き上げる
調べた情報やヒアリング内容をベースに、整合性のある事業計画書を作り上げます。
難しく書くのではなく、誰が読んでも「なるほど」と思えるシンプルさを重視。
僕は広告業を25年以上やってきましたが、広告と補助金計画書は似ていて「人に魅力を伝える」仕事なんですよね。
だから事業の強みをどう見せるかを考え、必要に応じて数字に強いメンバーやマーケターと一緒に作り上げる。
収益性や市場性の裏付けを入れながら、計画書を何度もブラッシュアップしていきます。
採択率を上げるため
補助金は計画書の内容だけでは勝負がつかないこともあります。そこで重要なのが「加点」。
女性活躍、健康優良企業、BCP、成長加速化、賃上げ…
多くの社長さんは存在すら知らないことが多いんですが、これを取れるかどうかで採択率は大きく変わります。
実際、保険会社が勝手に登録していて「知らない間に加点済だった」なんてケースもありました(笑)
さらに忘れてはいけないのが電子申請。正直に言うと、あれは一般の方がやるにはかなりの修行で、僕の中では「天竺」と呼んでいます。
それぐらい大変で、書類不備の不採択もあるからこそ、こんなことは普通の方は出来ないと強く思うんです。
採択はスタートライン
やっぱり一番やりがいを感じるのは「採択されました!」とお客様から連絡をいただく瞬間です。採択画面を見る時はいつもドキドキします(笑)
喜んでもらえるのは嬉しいですが、それで終わりではありません。そこから交付申請や融資の段取り、事業の実施、実績報告と続いていくんです。
補助金はもらって終わりの制度ではなく、事業を前に進めるためのきっかけ。だからこそ、最初から最後まで一緒に走りきることが大切なんです。
ドクター補助金では事業計画書の無料診断を行っています。
PDFを送るだけで採点とコメントが返ってくる仕組みで、めんどうな入力も不要です。
さらに加点申請や添削サポートまでトータルで対応可能。全国リモート対応もしていますので、採択率を本気で上げたい方はぜひご相談ください。


